QOL(Quality of life)をあげることについて考えていきます

IT客先常駐職と介護現場職の比較(給与、入社のしやすさ、キャリアアップ..)

一概に比較はできないかもしれませんが、IT客先常駐と介護現場職の比較をしてみました。あくまで個人の経験に基づく独断(介護現場寄り)ですのでご了承ください

比較項目→ 給与、入社のしやすさ、キャリアアップ、大変に感じる事、将来性

給与

IT客先常駐 その会社による。個人の交渉の結果による

介護現場職 その会社とか関係なく低い。が、最近では処遇改善加算等の手当を充実させ、離職率を減らそうとしているところが増えてきているhttps://pro.kao.com/jp/medical-kaigo/topics/business/20190618/

入社のしやすさ

IT客先常駐 その会社によるが、学歴職歴あまり関係ない。実績重視。年齢は少しは関係ある

介護現場職 その会社によるが、学歴職歴ほぼ関係ない。年齢もあまり関係ないどころか、逆に年齢を重ねている方が高齢者の気持ちに多く寄り添うことができると考えているところも結構ある

※ITの知識はあまりないけど、周りの期待に応えねば?とか、介護現場などよりはマシ?、という理由でIT客先常駐に行くと痛い目にあいます(過去の自分より)

キャリアアップ

IT客先常駐 経験年数がそのまま何かの受験資格になることはないし、あってもハードルがかなり高い。そもそも40代から情報系の資格とるというのは一筋縄ではいかない

介護現場職 経験年数がそのまま受験資格になる。試験も頑張れば何とかクリアできるレベル 初任者研修→実務者研修→介護福祉士→ケアマネジャー→主任ケアマネジャー

大変に感じること

IT客先常駐 常駐先と所属会社の2つの会社の人間関係がストレスとなることが多い。使われている感が強く、自分で何かをやっているという充実感が得難い

介護現場職 排泄物処理、おむつ交換が生理的に無理という人は、とてつもないストレスになる。女性の上司が苦手という人もストレスを感じるかもしれない

将来性

IT客先常駐 ITスキルをアップさせ、独立すれば多くの財産を築くことが出来るかもしれないが、客先にいたまま50代60代まで同じような仕事をした場合、可能かもしれないがそれほど多くの収入は得られないのでは..

介護現場職 介護を必要とする高齢者は増加予定で仕事自体がなくなることはないが、介護報酬によって給与が決まってしまう為、資格をとったり独立したり何らかの工夫が必要

まとめ

いかがだったでしょうか。過去にIT業界を早々にドロップアウトした私としては、もっと早くから介護・福祉業界に移行できていたらなあと感じることが時々あります。しかし過去の経験があったからこそ今がある。介護・福祉の仕事しかしたことのない人に比べて違った角度からの発想が出来るなどのメリットもあると思います。自分の得意不得意、絶対にやりたいこと、絶対にやりたくないことを明らかにし、自分らしさを発揮できる仕事ができるといいですよね!


敬司

中年。元介護職の社会福祉士です。介護福祉士、精神保健福祉士、簿記3級。現在も福祉の現場で働いています詳しいプロフィールはこちら