介護の仕事に就く前は(就いてからもしばらくは)、漠然と要介護度が高く(重く)なると、色々大変だから介護保険料は安くなるのだろうなと思ってました。
しかしそれは勘違いでした。介護度が高く(重く)なれば、保険料が上がるサービスが多いです。
要介護の場合、要介護1が軽く、2、3、4、と上がっていき要介護5が一番重い(一番多くの介護の手間が必要)とされています。
要介護5は、一番介護の手間が必要とされ、利用限度額も一番大きく設定されています。
利用限度額を超えてしまうと、保険の範囲外となりサービスに対して全額10割負担をしなければなりません。
要介護度が上がるごとに、利用限度額が増えるので、要介護度が高い方がより多くの介護保険サービスが使えるというメリットはあります。しかし利用限度額ギリギリに使わなければいけない訳でもなく、必要に応じて、例えば要介護5でも訪問介護週1回で足りるというのであればそれでいいと思います。
理由を考えてみました。
5.に関しては2通りの見方ができると思います。1つは1.〜4.のようにその人がもっとたくさんの介護保険サービス利用を必要としているなどの理由。もう1つは事業者が実入りを多くしたいと思っている
介護保険は複雑です。介護保険サービスを利用する際には信頼できるケアマネジャー(介護支援専門員)を見つけ相談される事をお勧めします